次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」における発電機の保護装置に関する記述である。
発電機には、次に掲げる場合に、発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設すること。
a) 発電機に (ア) を生じた場合
b) 容量が500kVA以上の発電機を駆動する (イ) の圧油装置の油圧又は電動式ガイドベーン制御装置、電動式ニードル制御装置若しくは電動式デフレクタ制御装置の電源電圧が著しく (ウ) した場合
c) 容量が100kVA以上の発電機を駆動する (エ) の圧油装置の油圧、圧縮空気装置の空気圧又は電動式ブレード制御装置の電源電圧が著しく (ウ) した場合
d) 容量が2000kVA以上の (イ) 発電機のスラスト軸受の温度が著しく上昇した場合
e) 容量が10000kVA以上の発電機の (オ) に故障を生じた場合
f) 定格出力が10000kWを超える蒸気タービンにあっては、そのスラスト軸受が著しく摩耗し、又はその温度が著しく上昇した場合
上記の記述中の空白箇所 (ア)〜(オ) に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
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要点
正解は(3)。発電機の保護装置では、過電流、水車・風車の制御装置の油圧や電源電圧低下、スラスト軸受温度上昇、内部故障などが遮断条件になります。容量区分ごとの対象機器を対応させます。
詳細解説
正解は(3)です。
電気設備技術基準の解釈 第42条(発電機の保護装置)からの出題です。
a) 発電機に生じた場合に遮断対象となるのは過電流です。
b) 容量500kVA以上で対象となるのは、発電機を駆動する水車の圧油装置の油圧又は制御装置の電源電圧が著しく低下した場合です。
c) 容量100kVA以上で対象となるのは、発電機を駆動する風車の圧油装置・圧縮空気装置・ブレード制御装置の異常で、同じく油圧や電源電圧の著しい低下を見ます。
d) 容量2000kVA以上の水車発電機では、スラスト軸受の温度上昇も保護装置の対象です。
e) 容量10000kVA以上の発電機では、発電機の内部に故障を生じた場合が対象です。
したがって、(ア)過電流、(イ)水車、(ウ)低下、(エ)風車、(オ)内部の組合せとなり、正解は(3)です。