需要家A〜Cにのみ電力を供給している変電所がある。
各需要家の設備容量と、ある1日 (0〜24時)の需要率、負荷率及び需要家 A〜Cの不等率を表に示す値とする。表の記載に基づき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。
| 需要家 | 設備容量 [kW] | 負荷率 [%] | 需要率 [%] | 不等率 |
| :--- | :--- | :--- | :--- | :--- |
| A | 800 | 55 | 50 | - |
| B | 500 | 70 | 60 | 1.25 |
| C | 600 | 70 | 60 | - |
変電所から見た総合負荷率の値[%]として、最も近いものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。ただし、送電損失、需要家受電設備損失は無視するものとする。
図はタップで拡大できます。
回答を選ぶ
選択肢を押すと、すぐに結果が表示されます。
要点
正解は(4)。不等率を使って合成最大需要電力を求め、全体の平均需要電力との比を総合負荷率にします。個々の最大需要の合計をそのまま分母にしないことが決め手です。
詳細解説
不等率より合成最大需要電力は
\[
P_{\max}=\dfrac{\text{個々の最大需要電力の合計}}{\text{不等率}}
\]
で求める。総合負荷率は
\[
\text{総合負荷率}=\dfrac{\text{全体の平均需要電力}}{P_{\max}}\times 100
\]
となり,約\(73\ \%\)なので(4)。
ここでも法規計算上の定義どおり、個々の最大需要電力の合計を不等率で割って合成最大需要電力を出します。平均需要電力と合成最大需要電力を比べるため、分母に個々の最大需要電力の合計を直接置かないようにします。