次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく分散型電源の系統連系設備に関する記述である。
a) 逆変換装置を用いて分散型電源を電力系統に連系する場合は、逆変換装置から直流が電力系統へ流出することを防止するために、受電点と逆変換装置との間に変圧器(単巻変圧器を除く)を施設すること。ただし、次の①及び②に適合すること。
① 逆変換装置の交流出力側で直流を検出し、かつ、直流検出時に交流出力を (ア) する機能を有すること。
② 次のいずれかに適合すること。
・逆変換装置の直流側電路が (イ) であること。
・逆変換装置に (ウ) を用いていること。
b) 分散型電源の連系により,一般送配電事業者が運用する電力系統の短絡容量が、当該分散型電源設置者以外の者が設置する遮断器の遮断容量又は電線の瞬時許容電流等を上回るおそれがあるときは、分散型電源設置者において、限流リアクトルその他の短絡電流を制限する装置を施設すること。ただし、(エ) の電力系統に逆変換装置を用いて分散型電源を連系する場合は、この限りでない。
上記の記述中の空白箇所(ア) ~ (エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ
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要点
正解は(4)。逆変換装置の連系では、直流流出時に交流出力を停止する機能、直流側を非接地式電路等にする条件、低圧連系時の短絡電流制限の例外を対応させます。
詳細解説
正解は(4)です。
電気設備技術基準の解釈 第222条(逆変換装置を用いた連系)、第223条(短絡電流の制限)からの出題です。
1. 直流流出防止の例外: 交流出力を「停止」する機能が必要です。(ア)=停止。
2. 直流側の要件: 直流側電路が「非接地式電路」であるか、または「高周波変圧器」を用いていることが条件です。(イ)=非接地式電路, (ウ)=高周波変圧器。
3. 短絡電流制限の例外: 「低圧」の電力系統に逆変換装置を用いて連系する場合は、限流リアクトル等の設置が免除されます。(エ)=低圧。
以上より、選択肢(4)が正解です。