要点
正解は(3)。基本式と比例関係を使って、変わる量と変わらない量を整理する問題です。何が保存されるかを先に決めると、途中で式を迷いにくくなります。復習では、使う式、代入値、単位換算の順で声に出して確認すると取り違えが減ります。
詳細解説
この問題の論点は、問題文の条件から使う関係式や判断基準を素早く選べるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
二電力計法において、一方の電力計が逆振れした場合、その指示値は負の値として扱う必要がある。
電圧端子の極性を反転して測定した値が \(25\,\mathrm{W}\) であったということは、本来の接続では \(-25\,\mathrm{W}\) であったことを意味する。
三相電力 \(P\) は2つの電力計の代数和となるため、
\[ P = W_{1} + W_{2} = 490 + (-25) = 465\,[\mathrm{W}] \]
理論の問題は、何が一定で何が比例するかを先に整理すると、途中の式変形に引きずられずに正答へたどり着けます。
この問題から学ぶべきことは、保存則や比例関係を先に決めてから計算や比較に入る、という順番です。
式を追う前に、保存則、比例則、定義式のどれが主役かを決めると、途中の変形にも意味を持たせやすくなります。