次の文章は、送電線路における架空地線に関する記述である。
送電線路の鉄塔の上部に十分な強さをもった (ア) を張り、鉄塔を通じて接地したものを架空地線といい、送電線への直撃雷を防止するために設置される。図において、架空地線と送電線とを結ぶ直線と、架空地線から下ろした鉛直線との間の角度を (イ) と呼んでいる。この角度が (ウ) ほど直撃雷を防止する効果が大きい。
架空地線や鉄塔に直撃雷があった場合、鉄塔から送電線に (エ) を生じることがある。これを防止するために、鉄塔の接地抵抗を小さくするような対策が講じられている。
図はタップで拡大できます。
回答を選ぶ
選択肢を押すと、すぐに結果が表示されます。
要点
正解は(1)。架空地線の遮へい角は小さいほど電力線への直撃雷を防ぎやすく、塔脚接地抵抗が大きいと逆フラッシオーバが起きやすくなります。雷害対策の用語を対応させます。
詳細解説
正解は(1)です。
この問題では、架空地線、遮へい角、逆フラッシオーバをそれぞれ雷害対策の文脈で対応させます。
架空地線には通常、機械的強度の高い 裸線 (ア)(亜鉛めっき鋼より線やACSRなど)が用いられる。
架空地線と電力線を結ぶ線が鉛直線となす角 \(\theta\) は 遮へい角 (イ) と呼ばれる。
この角度が 小さい (ウ) ほど、雷が電力線に直撃するのを防ぐ効果(遮へい効果)が高い。
鉄塔への落雷時、塔脚接地抵抗が大きいと鉄塔電位が上昇し、鉄塔から電力線へ向けて放電することがある。これを 逆フラッシオーバ (エ) という。
以上より、選択肢(1)が正解です。