問題文
配電設備に関する記述の正誤を解答群では「正: 正しい文章」又は「誤: 誤っている文章」と書き表している。正・誤の組み合わせとして、正しいのは次のうちどれか。
a. V結線は、単相変圧器2台によって構成し、\(\Delta\)結線と同じ電圧を変圧することができる。一方、\(\Delta\)結線と比較し変圧器の利用率は \(\dfrac{\sqrt{3}}{2}\) となり出力は \(\dfrac{\sqrt{3}}{3}\) 倍になる。
b. 長距離で負荷密度の比較的高い商店街のアーケードでは、上部空間を利用し変圧器を設置する場合や、アーケードの支持物上部に架空配電線を施設する場合がある。
c. 架空配電線と電話線、信号線などを、同一支持物に施設することを共架といい、全体的な支持物の本数が少なくなるので、交通の支障を少なくすることができ、電力線と通信線の離隔距離が緩和され、混触や誘導障害が少なくなる。
d. ケーブル布設の管路式は、トンネル状構造物の側面の受け棚にケーブルを布設する方式である。特に変電所の引き出しなどケーブル条数が多い箇所には共同溝を利用する。
選択肢
a. V結線の出力は\(\Delta\)結線(3台)の \(\dfrac{1}{\sqrt{3}}\) (\(= \dfrac{\sqrt{3}}{3}\))倍ですが、記述の仕方が一意ではありません。
b. 問題文の通り。
c. 共架すると線の間が近くなるため、混触や誘導障害(発生リスクが高まる)への対策が必要になる側面があります。
d. 記述は「暗きょ式」の特徴です。