次の文章は、計器用変成器の変流器に関する記述である。その記述内容として誤っているものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
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(1)
変流器は、一次電流から生じる磁束によって二次電流を発生させる計器用変成器である。
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(2)
変流器は、二次側に開閉器やヒューズを設置してはいけない。
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(3)
変流器は、通電中に二次側が開放されると変流器に異常電圧が発生し、絶縁が破壊される危険性がある。
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(4)
変流器は、一次電流が一定でも二次側の抵抗値により変流比は変化するので、電流計の選択には注意が必要になる。
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(5)
変流器の通電中に、電流計をやむを得ず交換する場合は、二次側端子を短絡して交換し、その後に短絡を外す。
要点
正解は(4)。変流器の変流比は巻数比で決まる公称値であり、二次側負担によって大きく変わるものではありません。二次側開放の危険性と区別して判断します。
詳細解説
この問題では、CTの変流比、二次側開放禁止、電流計交換時の短絡処置など、変流器の扱いとして正しいかを確認します。
変流器(CT)の変流比は、基本的に巻数比で決まる一定の値(公称変流比)であり、二次側の抵抗値(負担)によって変流比そのものが大きく変化するわけではありません(誤差には影響しますが、変流比が変わるという記述は誤りです)。
その他の記述は正しいです。特にCTの二次側開放は過電圧を生じ危険なため厳禁です。
計器用変成器は保安上、二次側の扱いを誤ると危険です。電流計を外すときはCT二次側を短絡してから作業する、という実務上の施設・安全ルールと、公称変流比の意味を分けて押さえます。