電気及び磁気に関する量とその単位記号(これと同じ内容を表す単位記号を含む。)の組み合わせとして、誤っているのは次のうちどれか。
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(3)
電力量 \(\text{W}\cdot\text{s}\)
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要点
正解は(4)。各量を定義に戻して単位を確認すると、磁束の単位は Wb であり、T は磁束密度の単位です。ほかの選択肢は式の意味と単位が対応するので、誤っているのは (4) です。似た名称でも、面積で割るかどうかで単位が変わる点を押さえる必要があります。
詳細解説
この問題では、物理量の定義式から単位を一つずつ確かめることがポイントです。
電流の単位 A は
\[
1\text{A} = 1\text{C/s}
\]
なので、(1) は正しい。
磁気抵抗は
\[
\text{起磁力} / \text{磁束}
\]
で表され、単位は
\[
\text{A/Wb} = \text{H}^{-1}
\]
となるので、(2) も正しい。
電力量はエネルギーなので、単位は
\[
\text{W}\cdot\text{s} = \text{J}
\]
で表せるから、(3) も正しい。電界の強さの単位が \(\text{V/m}\) であることから、(5) も正しい。
一方、磁束の単位はウェーバ \([\text{Wb}]\) であり、テスラ \([\text{T}]\) は単位面積当たりの磁束、すなわち磁束密度の単位である。
したがって、誤っているのは (4) である。
磁束と磁束密度、電力と電力量のように名称が似た量ほど取り違えやすいので、単位記号だけでなく「何を表す量か」まで合わせて確認するのが大切です。