問題文
次の文章は、三相の誘導機に関する記述である。
固定子の励磁電流による同期速度の (ア) と回転子との速度の差(相対速度)によって回転子に電圧が発生し、その電圧によって回転子に電流が流れる。トルクは回転子の電流と磁束とで発生するので、トルク特性を制御するため、巻線形誘導機では回転子巻線の回路をブラシと (イ) で外部に引き出して二次抵抗値を調整する方式が用いられる。回転子の回転速度が停止(滑り \(s=1\)) から同期速度(滑り \(s=0\))の間、すなわち、\(1>s>0\) の運転状態では、磁束を介して回転子の回転方向にトルクが発生するので誘導機は (ウ) となる。回転子の速度が同期速度より高速の場合、磁束を介して回転子の回転方向とは逆の方向にトルクが発生し、誘導機は (エ) となる。
上記の記述中の空白箇所(ア)〜(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
三相誘導機は、固定子巻線に流れる三相交流によって**回転磁界**を作る。
巻線形誘導機は、回転子巻線を**スリップリング**とブラシを介して外部抵抗に接続できる。
滑り \(s\) が \(0 < s < 1\) の範囲では**電動機**として動作し、同期速度を超えて回転する場合(\(s < 0\))は回生制動となり**発電機**として動作する。