次の文章は、三相の誘導機に関する記述である。
固定子の励磁電流による同期速度の (ア) と回転子との速度の差(相対速度)によって回転子に電圧が発生し、その電圧によって回転子に電流が流れる。トルクは回転子の電流と磁束とで発生するので、トルク特性を制御するため、巻線形誘導機では回転子巻線の回路をブラシと (イ) で外部に引き出して二次抵抗値を調整する方式が用いられる。回転子の回転速度が停止(滑り \(s = 1\))から同期速度(滑り \(s = 0\))の間、すなわち、\(1 > s > 0\) の運転状態では、磁束を介して回転子の回転方向にトルクが発生するので誘導機は (ウ) となる。回転子の速度が同期速度より高速の場合、磁束を介して回転子の回転方向とは逆の方向にトルクが発生し、誘導機は (エ) となる。
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要点
正解は(2)。(ア)。三相誘導機は固定子巻線に三相交流を流して回転磁界を作ります。 (イ): 巻線形誘導電動機の二次側(回転子)は、ブラシとスリップリングを介して外部抵抗に接続されます。
詳細解説
正解は(2)です。
・(ア): 三相誘導機は固定子巻線に三相交流を流して回転磁界を作ります。
・(イ): 巻線形誘導電動機の二次側(回転子)は、ブラシとスリップリングを介して外部抵抗に接続されます。
・(ウ): \(1 > s > 0\) の範囲は通常の運転状態で、電動機として動作します。
・(エ): \(s < 0\)(同期速度以上)では、回生制動状態となり、発電機として動作します。
以上より、選択肢(2)が正解です。