要点
正解は(4)。設備の役割や系統上の現象を、因果関係で整理して判断する問題です。正しいものではなく誤りを選ぶ設問かどうかも先に確認します。誤り探しは、正しそうな肢を探すより、条件とずれる肢を一つずつ切る方が安定します。
詳細解説
この問題の論点は、設備の役割と系統上の影響を因果で説明できるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
誤りは(4)です。
給水加熱器は、タービンから抽出した蒸気(抽気)の熱を利用して「給水温度」を上げる装置です。抽気の温度そのものを上げるわけではなく、再生サイクルによって給水温度を上昇させることで熱効率を向上させます。
(5)の節炭器は、排ガスの余熱で給水を加熱する装置であり、結果として排ガス温度は下がります(排熱回収)。これは効率向上に寄与するため正しい記述です。
この種の問題は、正しい内容を探すのではなく、どの条件が条文や原理とずれているかを意識して読むことが大切です。
類題でも、設備の目的と起こる現象を対で覚えておくと、文章問題でも計算問題でも崩れにくくなります。
文章問題でも、設備の流れ、役割、影響の順で見ていくと、似た選択肢の違いを落ち着いて比較できます。