問題文
次の文章は、汽力発電所における蒸気タービンの分類に関する記述である。
衝動タービンは、高温・高圧の蒸気が羽根に衝突するときに生ずる衝動力によってランナを回転させるもので、タービンのノズルを通る間に蒸気の圧力が(ア)し、高速度となってノズルから噴出する。この噴出した蒸気を前面の羽根に衝突させることにより、ランナを回転させる。羽根を通過する蒸気の通路の断面積が一様であり、羽根の出入口の蒸気の圧力は(イ)。衝動タービンは蒸気の圧力が(ウ)のものに適する。
反動タービンは、衝動力と蒸気が回転羽根を離れるときの反動力を利用するもので、固定羽根で膨張させた蒸気を羽根に衝突させてランナを回転させるとともに、ランナの内部で蒸気を(エ)させ、排気するときの反動力を利用してランナを回転させる。反動タービンは、蒸気の圧力が(オ)のものに適する。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
衝動タービンはノズルで蒸気を膨張(圧力降下)させて速度エネルギーに変え、動翼内では圧力は変化せず(等しい)、衝動力のみを利用します。高圧部に適しています。
反動タービンは固定翼と動翼の両方で蒸気が膨張(圧力降下)し、その反動力を利用します。中低圧部に適しています。
したがって、(5)が正解です。