真空遮断器 (VCB) は \(10^{-5}\) [MPa] 以下の高真空中での高い (ア) と強力な拡散作用による (イ) を利用した遮断器である。遮断電流を増大させるために適切な電極材料を使用するとともに、アークを制御することで電極の局部過熱と溶融を防いでいる。電極部は (ウ) と呼ばれる容器に収められており、接触子の周囲に円筒状の金属製シールドを設置することで、電流遮断時のアーク(電極から蒸発した金属と電子によって構成される)が真空中に拡散し絶縁筒内面に付着して絶縁が低下しないようにしている。真空遮断器は、アーク電圧が低く電極の消耗が少ないので長寿命であり、多頻度の開閉用途に適していることと、小形で簡素な構造、保守が容易などの特徴があり、24 [kV] 以下の電路において広く使用されている。一方で他の遮断器に比べ電流遮断時に発生するサージ電圧が高いため、電路に接続された機器を保護する目的でコンデンサと抵抗を直列に接続したもの又は (エ) を遮断器前後の線路導体と大地との間に設置する場合が多い。
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要点
正解は(4)。真空遮断器(VCB)の特徴に関する問題です。 (ア): 高真空は非常に高い絶縁耐力を持ちます。 (イ): アーク粒子(金属蒸気)の拡散作用による消弧能力を利用します。
詳細解説
正解は(4)です。
真空遮断器(VCB)の特徴に関する問題です。
・(ア): 高真空は非常に高い絶縁耐力を持ちます。
・(イ): アーク粒子(金属蒸気)の拡散作用による消弧能力を利用します。
・(ウ): 電極は真空容器(真空バルブ、Vacuum Interrupter)に収められています。
・(エ): 開閉サージ(さい断サージ)が高いため、保護のためにサージアブソーバ(CR)や避雷器(アレスタ)を設置します。
特にコンデンサの問題では、接続前後で一定なのが電圧なのか電荷なのかを最初に決めることが重要です。合成容量を求めたあとに保存量との関係を確認すると、式の選び違いを防げます。
選択肢の値が近いときほど、途中で求めた共通電圧や全電荷が何を意味しているかを見直すと、最後の取り違えを減らせます。
以上より、選択肢(4)が正解です。