汽力発電設備において、水、蒸気、燃焼ガスが、ボイラ及びタービンを構成する主要設備を通過する一般的な順序の記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
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(5)
燃焼ガス: 節炭器 → 電気集じん装置 → 空気予熱器
要点
正解は(5)。水、蒸気、燃焼ガスが主要設備をどの順に通るかを整理する問題です。燃焼ガスは通常、空気予熱器を通ってから電気集じん装置へ向かうので、「節炭器 → 電気集じん装置 → 空気予熱器」とした (5) が誤りです。
詳細解説
この問題では、水系統、蒸気系統、燃焼ガス系統を別々に追って、設備の通過順序を確認することがポイントです。
水系統は給水ポンプから節炭器へ送られて予熱され、その後に蒸気ドラムへ入る。蒸気系統も、蒸気ドラムから過熱器を通って高圧タービンへ入り、再熱後は低圧タービンを経て復水器へ向かうので、(1)〜(4) の流れは一般的な記述である。
一方、燃焼ガスは火炉を出たあと、過熱器・再熱器、節炭器、空気予熱器を通ってから電気集じん装置へ向かう。空気予熱器は排ガスの熱を回収して燃焼用空気を温める装置であり、通常は電気集じん装置より上流に置かれる。
したがって、「節炭器 → 電気集じん装置 → 空気予熱器」とした (5) が誤りである。
空気予熱器は、節炭器を出た燃焼ガスの余熱で燃焼用空気を温める装置です。電気集じん装置はその後段でばいじんを除去する装置なので、(5) はこの二つの順序が逆になっています。