汽力発電所の復水器に関する一般的説明として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
回答を選ぶ
選択肢を押すと、すぐに結果が表示されます。
-
(1)
汽力発電所で最も大きな損失は、復水器の冷却水に持ち去られる熱量である。
-
(2)
復水器の冷却水の温度が低くなるほど、復水器の真空度は高くなる。
-
(3)
汽力発電所では一般的に表面復水器が多く用いられている。
-
(4)
復水器の真空度を高くすると、発電所の熱効率が低下する。
-
(5)
復水器の補機として、復水器内の空気を排出する装置がある。
要点
正解は(4)。正しい。復水器での熱損失(海温への放出)は全熱量の約50%を占め、最大の損失です。2. 正しい。冷却水温度が低いほど飽和蒸気圧が下がり、真空度(圧力の低さ)は高まります。
詳細解説
正解は(4)です。
1. 正しい。復水器での熱損失(海温への放出)は全熱量の約50%を占め、最大の損失です。
2. 正しい。冷却水温度が低いほど飽和蒸気圧が下がり、真空度(圧力の低さ)は高まります。
3. 正しい。冷却水と蒸気が直接混ざらない表面復水器が一般的です。
4. 誤り。復水器の真空度を高くする(圧力を下げる)と、タービン出口の圧力が下がり、蒸気がより膨張できるためタービンの仕事量が増え、熱効率は向上します。
5. 正しい。不凝縮ガス(空気)を排出するための空気抽出器(エジェクタや真空ポンプ)が設置されます。
以上より、選択肢(4)が正解です。