問題文
原子力発電に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
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(1)
現在、核分裂によって原子エネルギーを取り出せる物質は、原子量の大きなウラン(U)、トリウム(Th)、プルトニウム(Pu)であり、ウランとプルトニウムは自然界にも十分に存在している。
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(2)
原子核を陽子と中性子に分解させるには、エネルギーを外部から加える必要がある。このエネルギーを結合エネルギーと呼ぶ。
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(3)
原子核に何らかの外力が加えられて、他の原子核に変換される現象を核反応と呼ぶ。
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(4)
ウラン235Uを1g 核分裂させたとき、発生するエネルギーは、石炭数トンの発熱量に相当する。
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(5)
ウランに熱中性子を衝突させると、核分裂を起こすが、その際放出する高速中性子の一部が減速して熱中性子になり、この熱中性子が他の原子核に分裂を起こさせ、これを繰り返すことで、連続的な分裂が行われる。この現象を連鎖反応と呼ぶ。
* **選択肢1(誤り):** ウランは自然界に存在しますが、**プルトニウム(Pu)**は自然界には極微量しか存在せず、人工的に生成される物質(使用済み燃料の再処理など)と考えるのが一般的です。「自然界にも十分に存在している」という記述が誤りです。
* 選択肢2, 3, 4, 5は正しい記述です。ウラン1gの核分裂エネルギーは約2,000万kcalで、石炭約3トン分に相当します。