図に示すように、線路インピーダンスが異なるA, B回線で構成される 154 kV 系統があったとする。A回線側にリアクタンス5%の直列コンデンサが設置されているとき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。なお、系統の基準容量は、10 MV・Aとする。
A回線: \(X_L = 15\%\), \(X_C = 5\%\)
B回線: \(X_L = 10\%\)
送電端と受電端の電圧位相差 \(\delta\) が30度であるとき、この系統での送電電力 \(P\) の値[MW]として、最も近いものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ただし、送電端電圧 \(V_s\), 受電端電圧 \(V_r\) は、それぞれ 154 kV とする。
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要点
正解は(4)。送電電力 送電電力の式(単位法): \(P [p.u.] = \dfrac{V_s V_r}{X} \sin \delta\) ・ 基準容量 \(P_{base} = 10 \, \text{MVA}\) ・ 電圧 154kV を基準電圧 (1.0 p.u.) とします。
詳細解説
正解は(4)です。
送電電力
送電電力の式(単位法): \(P [p.u.] = \dfrac{V_s V_r}{X} \sin \delta\)
・基準容量 \(P_{base} = 10 \, \text{MVA}\)
・電圧 154kV を基準電圧 (1.0 p.u.) とします。
・\(X = 5\% = 0.05 \, p.u.\)
・\(\delta = 30^\circ\)
\[ P [p.u.] = \dfrac{1.0 \times 1.0}{0.05} \sin 30^\circ = 20 \times 0.5 = 10 \, p.u. \]
実際の電力 [MW] は、
\[ P [MW] = 10 [p.u.] \times 10 [MVA] = 100 \, \text{MW} \]
以上より、選択肢(4)が正解です。