問題文
次の文章は、電気加熱に関する記述である。
電気ストーブの発熱体として石英ガラス管に電熱線を封入したヒータがよく用いられている。この電気ストーブから室内への熱伝達は主に放射と (ア) によって行われる。また、このヒータからの放射は主に (イ) である。
一方,交番電界中に被加熱物を置くことによって被加熱物を加熱することができる。一般に物質は抵抗体, 誘電体, 磁性体などの性質をもち、被加熱物が誘電体の場合、交番電界中に置かれた被加熱物には交番電流が流れ、被加熱物自身が発熱することによって被加熱物が加熱される。このとき、加熱に寄与するのは交番電流のうち交番電界 (ウ) 電流成分である。この原理に基づく加熱には (エ) がある。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
(ア) 電気ストーブから室内への熱移動は、空気の流れによる **対流** と放射が主です。
(イ) 加熱に寄与する放射は主に **赤外放射** です。
(ウ) 誘電加熱において、発熱(電力損失)に寄与するのは電圧(電界)と **同相の** 電流成分(漏れ電流成分)です。理想的なコンデンサ電流(90°進み)は電力を消費しません。
(エ) 誘電体加熱の応用例には、電子レンジなどの **マイクロ波加熱** があります。誘導加熱は導電体(金属など)を磁界で加熱するものです。