問題文
次のa~dは配電設備や屋内設備における特徴に関する記述で、誤っているものが二つある。それらの組み合わせは次のうちどれか。
a. 配電用変電所において、過電流及び地絡保護のために設置されているのは、継電器,遮断器及び断路器である。
b. 高圧配電線は大部分,中性点が非接地方式の放射状系統が多い。そのため経済的で簡便な保護方式が適用できる。
c. 架空低圧引込線には引込用ビニル絶縁電線(DV電線)が用いられ、地絡保護を主目的にヒューズが取り付けてある。
d. 低圧受電設備の地絡保護装置として、電路の零相電流を検出し遮断する漏電遮断器が一般的に取り付けられている。
選択肢
* a. **誤り**。断路器(DS)は負荷電流や事故電流を遮断する能力を持たず、回路の点検時などに切り離すために用いる。保護装置(遮断機能を持つもの)の主要素として断路器を含める記述は不適切である。
* b. 正しい。日本の高圧配電線(6.6kV)は非接地方式が主流であり、地絡保護には地絡方向継電器などが用いられる。
* c. **誤り**。ヒューズは主に**過電流(短絡・過負荷)保護**を目的に取り付けられる。地絡電流は小さいためヒューズでは保護できないことが多い。
* d. 正しい。低圧設備の地絡保護には漏電遮断器(ELCB)が用いられる。
誤っているのは a と c であるため、(2)が正解。