問題文
「電気設備技術基準の解釈」に基づく地絡遮断装置の施設に関する記述について、次の(a)及び(b)の問に答えよ。
金属製外箱を有する使用電圧が60Vを超える低圧の機械器具に接続する電路には、電路に地絡を生じたときに自動的に電路を遮断する装置を原則として施設しなければならないが、この装置を施設しなくてもよい場合として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
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(1)
機械器具に施されたC種接地工事又はD種接地工事の接地抵抗値が3Ω以下の場合
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(2)
電路の系統電源側に絶縁変圧器(機械器具側の線間電圧が300V以下のものに限る。)を施設するとともに、当該絶縁変圧器の機械器具側の電路を非接地とする場合
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(3)
機械器具内に電気用品安全法の適用を受ける過電流遮断器を取り付け、かつ、電源引出部が損傷を受けるおそれがないように施設する場合
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(4)
機械器具に簡易接触防護措置(金属製のものであって、防護措置を施す機械器具と電気的に接続するおそれがあるもので防護する方法を除く。)を施す場合
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設問は「地絡遮断装置を省略できる条件」のうち誤りを探す問題。
省略が認められるのは,接地抵抗を十分低くする・絶縁変圧器で非接地にする・簡易接触防護を施す・乾燥場所に設置する等,地絡時の危険を抑えられる場合。
一方,(3)の“過電流遮断器”は地絡保護の代替にならない。省略条件として挙がるのは漏電遮断器(地絡に応動する装置)側であり,過電流遮断器では趣旨が違うため(3)が誤り。