問題文
次の文章は、架空送電に関する記述である。
鉄塔などの支持物に電線を固定する場合、電線と支持物は絶縁する必要がある。その絶縁体として代表的なものに懸垂がいしがあり、 (ア) に応じて連結数が決定される。
送電線への雷の直撃を避けるために設置される (イ) を架空地線という。架空地線に直撃雷があった場合、鉄塔から電線への逆フラッシオーバを起こすことがある。これを防止するために、鉄塔の (ウ) を小さくする対策がとられている。
発電所や変電所などの架空電線の引込口や引出口には避雷器が設置される。避雷器に用いられる酸化亜鉛素子は (エ) 抵抗特性を有し、雷サージなどの異常電圧から機器を保護する。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
がいしの個数は**送電電圧**(対地電圧)の大きさに応じて絶縁耐力を確保するために決定されます。
架空地線は通常**裸電線**が用いられます(雷撃を受けるため被覆は不要かつ不向き)。
逆フラッシオーバは鉄塔電位の上昇により発生するため、これを防ぐには塔脚**接地抵抗**を小さくして電位上昇を抑えることが重要です。
避雷器の酸化亜鉛(ZnO)素子は、電圧が高くなると急激に抵抗が低下する優れた**非線形**抵抗特性を持っています。