高圧負荷の力率改善用として、その負荷が接続されている三相高圧母線回路に進相コンデンサが設置される。この進相コンデンサは、保護のためにリアクトルが(ア)に挿入されるが、その目的は、コンデンサの電圧波形の(イ)を軽減させ、かつ、進相コンデンサ投入時の突入電流を抑制するものである。したがって、進相コンデンサの定格設備容量は、コンデンサと(ア)リアクトルを組み合わせた設備の定格電圧及び定格周波数における無効電力を示す。この(ア)リアクトルの定格容量は、一般的には5次以上の高調波に対して、進相コンデンサ設備のインピーダンスを(ウ)にし、また、コンデンサの端子電圧の上昇を考慮して、コンデンサの定格容量の(エ) \([\%]\) としている。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる語句又は数値として、正しいものを組み合わせたのは次のうちどれか。
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要点
正解は(5)。進相コンデンサには、高調波対策と突入電流抑制のために直列リアクトルを設置する。これにより電圧波形のひずみを軽減する。第5高調波などに対して回路を誘導性にする(共振を避ける)ため、リアクトルの容量は一般的にコンデンサ容量の6%(JIS規格)とされる。
詳細解説
正解は(5)です。
進相コンデンサには、高調波対策と突入電流抑制のために直列リアクトルを設置する。
これにより電圧波形のひずみを軽減する。
第5高調波などに対して回路を誘導性にする(共振を避ける)ため、リアクトルの容量は一般的にコンデンサ容量の6%(JIS規格)とされる。
したがって、(5)が正しい。
特にコンデンサの問題では、接続前後で一定なのが電圧なのか電荷なのかを最初に決めることが重要です。合成容量を求めたあとに保存量との関係を確認すると、式の選び違いを防げます。
選択肢の値が近いときほど、途中で求めた共通電圧や全電荷が何を意味しているかを見直すと、最後の取り違えを減らせます。
以上より、選択肢(5)が正解です。