問題文
汽力発電所の蒸気タービン設備に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
-
(1)
衝動タービンは、蒸気が回転羽根(動翼)に衝突するときに生じる力によって回転させるタービンである。
-
(2)
調速装置は、蒸気加減弁駆動装置に信号を送り、蒸気流量を調整することで、タービンの回転速度制御を行う装置である。
-
(3)
ターニング装置は、タービン停止中に高温のロータが曲がることを防止するため、ロータを低速で回転させる装置である。
-
(4)
反動タービンは、固定羽根(静翼)で蒸気を膨張させ、回転羽根(動翼)に衝突する力と回転羽根(動翼)から排気するときの力を利用して回転させるタービンである。
-
(5)
非常調速装置は、タービンの回転速度が運転中に定格回転速度以下となり、一定値以下まで下降すると作動して、タービンを停止させる装置である。
非常調速装置(エマージェンシーガバナ)は、タービンの回転速度が定格回転速度を超えて上昇し、一定値(通常は定格の110%程度)以上に達したときに作動して蒸気止め弁を閉鎖し、タービンを停止させる過速度保護装置です。「定格回転速度以下となり、一定値以下まで下降すると作動」という記述は誤りです。