要点
正解は(5)。有効分と無効分を分けて考えると、追加抵抗に流れる電流や必要な抵抗値を整理できます。何に比例し、何が一定かを整理してから選択肢を比較します。復習では、使う式、代入値、単位換算の順で声に出して確認すると取り違えが減ります。
詳細解説
この問題の論点は、設備の役割と系統上の影響を因果で説明できるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
線路損失が変わらないので,線路電流の大きさは変化しない(損失は \(I^{2}R\) に比例)。また端子電圧も一定。
平衡三相の有効電力は \(P=\sqrt{3}VI\cos\phi\) だから,\(V\) と \(I\) が同じなら \(P\) は \(\cos\phi\) に比例する。
よって
\[
\dfrac{P_{1}}{P_{2}}=\dfrac{\cos\phi_{1}}{\cos\phi_{2}}=0.8
\]
より \(\cos\phi_{2}=\dfrac{0.76}{0.8}=0.95\)。したがって(5)。
電力分野は設備名だけで覚えると混同しやすいので、役割、現象、対策の三つをつなげて理解するのが有効です。
類題でも、設備の目的と起こる現象を対で覚えておくと、文章問題でも計算問題でも崩れにくくなります。