問題文
次の文章は、電気使用場所における異常時の保護対策の工事例である。その内容として、「電気設備技術基準」に基づき、不適切なものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
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(1)
低圧の幹線から分岐して電気機械器具に至る低圧の電路において、適切な箇所に開閉器を施設したが、当該電路における短絡事故により過電流が生じるおそれがないので、過電流遮断器を施設しなかった。
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(2)
出退表示灯の損傷が公共の安全の確保に支障を及ぼすおそれがある場合、その出退表示灯に電気を供給する電路に、過電流遮断器を施設しなかった。
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(3)
屋内に施設する出力100Wの電動機に、過電流遮断器を施設しなかった。
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(4)
プール用水中照明灯に電気を供給する電路に、地絡が生じた場合に、感電又は火災のおそれがないよう、地絡遮断器を施設した。
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(5)
高圧の移動電線に電気を供給する電路に、地絡が生じた場合に、感電又は火災のおそれがないよう、地絡遮断器を施設した。
「損傷により公共の安全の確保に支障を及ぼすおそれがあるもの(出退表示灯など)」へ給電する電路は,過電流遮断器の施設が必要であり,設置しないのは不適切となる。
一方で,
- 分岐回路でも短絡等で過電流のおそれがない場合は例外がある
- 小出力の電動機(所定値以下)は過電流遮断器不要の扱いがある
- プール用水中照明灯や高圧の移動電線のように地絡時の危険が大きい設備に地絡遮断器を設けるのは適切
以上より不適切なのは(2)。