次の文章は,変電所の主な役割と用途上の分類に関する記述である。
変電所は,主に送電効率向上のための昇圧や需要家が必要とする電圧への降圧を行うが,進相コンデンサや(ア)などの調相設備や,変圧器のタップ切り換えなどを用い,需要地における負荷の変化に対応するための(イ)調整の役割も担っている。また,送変電設備の局所的な過負荷運転を避けるためなどの目的で,開閉装置により系統切り換えを行って(ウ)を調整する。さらに,送電線において,短絡又は地絡事故が生じた場合,事故回線を切り離すことで事故の波及を防ぐ系統保護の役割も担っている。
変電所は,用途の面から,送電用変電所,配電用変電所などに分類されるが,東日本と西日本の間の連系に用いられる(エ)や北海道と本州の間の連系に用いられる(オ)も変電所の一種として分類されることがある。
上記の記述中の空白箇所(ア),(イ),(ウ),(エ)及び(オ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
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要点
正解は(3)。(ア) 調相設備には、進相コンデンサ(電圧上昇用)と分路リアクトル(電圧抑制用)があります。 (イ) 調相設備やタップ切換は電圧調整のために行われます。 (ウ) 系統切換により調整するのは電力潮流(パワーフロー)です。
詳細解説
正解は(3)です。
・(ア) 調相設備には、進相コンデンサ(電圧上昇用)と分路リアクトル(電圧抑制用)があります。
・(イ) 調相設備やタップ切換は電圧調整のために行われます。
・(ウ) 系統切換により調整するのは電力潮流(パワーフロー)です。
・(エ) 東日本(50Hz)と西日本(60Hz)の異周波数連系には周波数変換所(FC)が用いられます。
・(オ) 北海道と本州の連系(直流送電)には交直変換所が用いられます。
以上より、選択肢(3)が正解です。