問題文
次の文章は、架空送電線路に関する記述である。
架空送電線路の線路定数には、抵抗、作用インダクタンス、作用静電容量、( ア )コンダクタンスがある。線路定数のうち、抵抗値は、表皮効果により( イ )のほうが増加する。また、作用インダクタンスと作用静電容量は、線間距離 \(D\) と電線半径の比 \(D/r\) に影響される。\(D/r\) の値が大きくなれば、作用静電容量の値は( ウ )なる。
作用静電容量を無視できない中距離送電線路では、作用静電容量によるアドミタンスを1か所又は2か所にまとめる( エ )定数回路が近似計算に用いられる。このとき、送電端側と受電端側の2か所にアドミタンスをまとめる回路を( オ )形回路という。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
選択肢
線路定数には抵抗、インダクタンス、静電容量のほかに**漏れ**コンダクタンスがあります。抵抗は表皮効果により**交流**のほうが直流より大きくなります。
作用静電容量 \(C\) は \(C = \dfrac{0.02413}{\log_{10}(D/r)}\) で表され、\(D/r\) が大きくなると分母が大きくなるため、値は**小さく**なります。
中距離送電線路では**集中**定数回路が用いられ、アドミタンスを両端に分けるものを**π**形回路、中央にまとめるものをT形回路といいます。