問題文
次の文章は、工場等における電気設備の運用管理に関する記述である。
電気機器は適正な電圧で使用することにより、効率的な運用を図ることができる。このため電気管理者にとって、 (ア) の検討を行うことは重要である。
また、電力損失の抑制対策として、次のように幾つかの例が挙げられる。
① 電気機器と並列にコンデンサ設備を設置し、 (イ) をすることにより電力損失の低減を図る。
② 変圧器は、適正な (ウ) を維持するように、機器の稼働台数の調整及び負荷の適正配分を行う。
上記の記述中の空白箇所 (ア), (イ)及び(ウ)に当てはまる語句として、正しいものを組み合わせたのは次のうちどれか。
選択肢
省エネルギーおよび効率運用の観点からの記述です。
(ア) 適正な電圧使用のためには、配電線路での**電圧降下**を検討する必要があります。
(イ) コンデンサ設置による損失低減は、**力率改善**によって無効電力を減らすことで実現します。
(ウ) 変圧器の効率的な運用(鉄損と銅損のバランス等)のためには、台数制御により変圧器の**需要率**(あるいは負荷率)を適正に管理します。
選択肢の中で、(ア)電圧降下、(イ)力率改善、を含んでいるのは(4)のみです。なお、(ウ)については、文脈的には負荷率(利用率)を高く維持することが一般的ですが、選択肢の組み合わせ上、(4)の「需要率」が正解となります(需要率が高い状態で運転する=変圧器容量を有効に使うという意味で解釈されます)。
※注:電気管理の一般論として「負荷率」が適切に見えますが、本問の選択肢構成上、(ア)と(イ)が合致する(4)が正解となります。