図に示すような、相電圧 \(E\) [V]、周波数 \(f\) [Hz] の対称三相3線式低圧電路があり、変圧器の中性点に B種接地工事が施されている。B種接地工事の接地抵抗値を \(R_B\) [\(\Omega\)]、電路の一相当たりの対地静電容量を \(C\) [F]とする。
この電路の絶縁抵抗が劣化により、電路の一相のみが絶縁抵抗値 \(R_G\) [\(\Omega\)] に低下した。このとき、次の(a)及び(b)に答えよ。
ただし、上記以外のインピーダンスは無視するものとする。
相電圧 \(E\) を100 [V]、周波数を50 [Hz]、対地静電容量 \(C\) を0.1 [\(\mu\)F]、絶縁抵抗値 \(R_G\) を100 [\(\Omega\)]、接地抵抗値 \(R_B\) を15 [\(\Omega\)] とするとき、上記(a)の \(I_B\) の値として、最も近いのは次のうちどれか。
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要点
正解は(1)。計算結果は約 \(0.870\) A です。
\[
I_B
= \dfrac{100}{\sqrt{(100+15)^2 + 36\pi^2 \cdot 50^2 \cdot (0.1 \times 10^{-6})^2 \cdot 15^2 \cdot 100^2}}
\approx 0.870 \text{ [A]}
\]
したがって、最も近い値は選択肢(1)の 0.87 A です。
B種接地工事は、高圧側と低圧側の混触時に低圧電路の対地電位上昇を抑えるための保安上の施設です。図では接地抵抗と絶縁抵抗、対地静電容量のどこを電流が通るかを読んでから式を立てると、接地線電流の扱いを誤りにくくなります。
詳細解説
\[
I_B
= \dfrac{100}{\sqrt{(100+15)^2 + 36\pi^2 \cdot 50^2 \cdot (0.1 \times 10^{-6})^2 \cdot 15^2 \cdot 100^2}}
\approx 0.870 \text{ [A]}
\]
したがって、最も近い値は選択肢(1)の 0.87 A です。
B種接地工事は、高圧側と低圧側の混触時に低圧電路の対地電位上昇を抑えるための保安上の施設です。図では接地抵抗と絶縁抵抗、対地静電容量のどこを電流が通るかを読んでから式を立てると、接地線電流の扱いを誤りにくくなります。