要点
正解は(1)。条文の対象、設備、数値要件の組合せを正しく対応付ける問題です。条文の対象、設備、数値要件の組合せを一つずつ確認するのが基本です。復習では、対象・設備・数値条件の三つを一組で言えるか確認すると条文問題に強くなります。
詳細解説
この問題の論点は、条文の対象、設備、数値要件を正しく対応付けられるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
保護協調は「事故点の直近上位」が先に動作して,停電範囲を最小化するのが基本。
a) 受電設備内A点短絡は,所内のVCBが上位系統の遮断器より先に動作する整定が適切。
b) B点短絡は,直近上位のLBS2のPF2がVCBより先に溶断する設計が適切。
c) C点短絡は,低圧側のMCCB2が先に動作し,PF2が先に溶断しないようにするのが適切。
d) D点(SC端子間)短絡は,直近上位のLBS3のPF3がVCBより先に溶断する設計が適切。
e) 高圧引込ケーブルの1線地絡では,直近上位のGR付PASが動作すべきで,「動作しない」は不適切。
以上より a~d が適切,e が不適切の(1)。
法規は似た言い回しが多いので、設備の種類、対象者、数値条件をばらさず一まとまりで押さえると判断が安定します。
類題でも、空欄の前後だけで決めず、条文全体の意味と数値要件を一緒に確認する習慣をつけると得点が安定します。