要点
正解は(1)。理想オペアンプの性質と各回路の入出力関係を分けて考える問題です。正しいものではなく誤りを選ぶ設問かどうかも先に確認します。誤り探しは、正しそうな肢を探すより、条件とずれる肢を一つずつ切る方が安定します。
詳細解説
図1:非反転増幅回路である(入力 \( V_{i1} \) が (+) 端子に入力されているように回路が構成されている。(-) 端子は \( 10\mathrm{k}\Omega \) を介して接地)。
増幅率 \( A_1 = 1 + \dfrac{100\mathrm{k}}{10\mathrm{k}} = 11 \) 倍。
\( V_{o1} = 11 \times 0.6 = 6.6 \mathrm{V} \)。
図2:反転増幅回路である(入力 \( V_{i2} \) が \( 30\mathrm{k}\Omega \) を介して (-) 端子に入力され、(+) 端子は接地されている)。
増幅率 \( A_2 = -\dfrac{200\mathrm{k}}{30\mathrm{k}} = -\dfrac{20}{3} \approx -6.66 \) 倍。
\( V_{o2} = -6.66 \times 0.45 = -3.0 \mathrm{V} \)。
よって、\( 6.6 \mathrm{V} \) と \( -3.0 \mathrm{V} \) の組み合わせである(1)が正解。