要点
正解は(3)。特性図から値を読み取り、定義式に当てはめてパラメータを求める問題です。小問ごとに使う式と条件を切り分けて考えると整理しやすいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、問題文の条件から使う関係式や判断基準を素早く選べるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
直流負荷線を引く。
\(V_{CE} = V_{CC} - I_C R_2\) より、\(V_{CE} = 12 - 1 \times I_C\) (\(I_C\)の単位はmA)。
動作点は \(V_{CE} = 6\) V なので、
\(6 = 12 - I_C\) より \(I_C = 6\) mA。
図2の特性曲線において、\(V_{CE}=6\) V、\(I_C=6\) mA の点を通るベース電流カーブを読み取ると、\(I_B = 30\) µA である。
小問がある場合は、途中結果をそのまま次に使えるか、条件が切り替わっていないかを確認してから進めると崩れにくいです。
この問題から学ぶべきことは、保存則や比例関係を先に決めてから計算や比較に入る、という順番です。
式を追う前に、保存則、比例則、定義式のどれが主役かを決めると、途中の変形にも意味を持たせやすくなります。