要点
正解は(2)。基準電圧をそろえてインピーダンスを換算し、短絡時の量を順に求める問題です。小問ごとに使う式と条件を切り分けて考えると整理しやすいです。復習では、使う式、代入値、単位換算の順で声に出して確認すると取り違えが減ります。
詳細解説
この問題の論点は、条文の対象、設備、数値要件を正しく対応付けられるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
F点の短絡電流
図を参照すると、F点は低圧配電盤内のCB1の直後(ケーブルの前)に位置しています。したがって、短絡電流の制限インピーダンスは変圧器のみとなります。
変圧器の合成%Z \( \%Z_T = \sqrt{1.4^2 + 2.0^2} \approx 2.44 \% \)
定格電流 \( I_n = \dfrac{200 \times 10^3}{\sqrt{3} \times 210} \approx 549.9 \text{ [A]} \)
短絡電流 \( I_s = I_n \times \dfrac{100}{\%Z_T} = 549.9 \times \dfrac{100}{2.44} \approx 22537 \text{ [A]} \approx 22.5 \text{ [kA]} \)
最も近い値は 23 [kA] です。
法規は似た言い回しが多いので、設備の種類、対象者、数値条件をばらさず一まとまりで押さえると判断が安定します。
類題でも、空欄の前後だけで決めず、条文全体の意味と数値要件を一緒に確認する習慣をつけると得点が安定します。