要点
正解は(3)。スイッチ投入後に最終状態でどこにエネルギーが残るかを見れば、抵抗で消費された量を判断できます。正しいものではなく誤りを選ぶ設問かどうかも先に確認します。誤り探しは、正しそうな肢を探すより、条件とずれる肢を一つずつ切る方が安定します。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
昇降圧チョッパは,定常状態でリアクトルに蓄えるエネルギーと放出するエネルギーが等しいことから,
\[
v_0=\dfrac{\gamma}{1-\gamma}E
\]
となる。したがって\(\gamma>0.5\)なら\(v_0>E\)で昇圧動作,\(\gamma<0.5\)なら\(v_0<E\)で降圧動作になる。
選択肢(3)は「\(\gamma\)が小さいと昇圧,大きいと降圧」と逆のことを述べているため誤り。
この種の問題は、正しい内容を探すのではなく、どの条件が条文や原理とずれているかを意識して読むことが大切です。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。
計算問題でも文章問題でも、まず状態量の意味を確認してから公式を使うと、条件の読み違いを減らせます。