要点
正解は(3)。機器の基本原理と代表式を、与えられた条件に当てはめて考える問題です。基本式の意味と、条件がどの項に効くかを先に整理して進めます。復習では、使う式、代入値、単位換算の順で声に出して確認すると取り違えが減ります。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
短絡比 \(K_s\) は、三相短絡電流 \(I_s\) と定格電流 \(I_n\) の比で表されます。
\[ K_s = \dfrac{I_s}{I_n} \]
まず、定格電流 \(I_n\) を求めます。
\[ I_n = \dfrac{P_n}{\sqrt{3} V_n} = \dfrac{1500 \times 10^3}{\sqrt{3} \times 3300} \approx \dfrac{1500000}{5715.76} \approx 262.43 \text{ A} \]
与えられた三相短絡電流は \(I_s = 310\) A です。
\[ K_s = \dfrac{310}{262.43} \approx 1.181 \]
よって、1.18 が最も近い値となります。
機械分野は、速度、電流、トルク、滑りなどのどの量が変化しているかを意識すると、公式の当てはめを誤りにくくなります。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。