要点
正解は(1)。機器の基本原理と代表式を、与えられた条件に当てはめて考える問題です。何に比例し、何が一定かを整理してから選択肢を比較します。復習では、使う式、代入値、単位換算の順で声に出して確認すると取り違えが減ります。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
まず定格電流 \(I_n\) を求めます。
\[
I_n = \dfrac{P_n}{\sqrt{3} V_n} = \dfrac{11000 \times 10^3}{\sqrt{3} \times 6600} \approx 962.2 \text{ [A]}
\]
三相短絡特性曲線は原点を通る直線(比例関係)とみなせます。
短絡電流 750A に必要な界磁電流が 54A なので、定格電流 962.2A に必要な界磁電流 \(I_{fn}\) は比例配分で求められます。
\[
I_{fn} = 54 \times \dfrac{962.2}{750} \approx 54 \times 1.283 = 69.28 \text{ [A]}
\]
最も近い値は 69 です。
機械分野は、速度、電流、トルク、滑りなどのどの量が変化しているかを意識すると、公式の当てはめを誤りにくくなります。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。