要点
正解は(3)。流況曲線の読み取りと、時間や水量の換算を切り分けて判断する問題です。正しいものではなく誤りを選ぶ設問かどうかも先に確認します。誤り探しは、正しそうな肢を探すより、条件とずれる肢を一つずつ切る方が安定します。
詳細解説
この問題の論点は、設備の役割と系統上の影響を因果で説明できるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
(3)の記述が誤りです。日本の電源構成(発電電力量)における水力発電の比率は、近年およそ7~8%程度で推移しており、20%程度ではありません。その他の記述は正しいです。
- (1) ベルヌーイの定理は流体のエネルギー保存則です。
- (2) 水力は起動停止が早く、効率も高い(約80~90%)です。
- (4) 流況曲線は豊水、平水、低水、渇水などを知るために重要です。
- (5) 有効落差 \( H = H_g - h_{loss} \) です。
この種の問題は、正しい内容を探すのではなく、どの条件が条文や原理とずれているかを意識して読むことが大切です。
類題でも、設備の目的と起こる現象を対で覚えておくと、文章問題でも計算問題でも崩れにくくなります。
文章問題でも、設備の流れ、役割、影響の順で見ていくと、似た選択肢の違いを落ち着いて比較できます。