要点
正解は(5)。各量の定義と単位の対応を押さえて、誤った組合せを消す問題です。単位と定義の対応を順に追うと崩れにくいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
図の流況曲線から、渇水量は \(d=355\) 日のときの流量であり、
\[
Q_{355}=8\text{m}^3/\text{s}
\]
である。
1日の総流入量は \(8 \text{m}^3/\text{s} \times 24 \text{h}\) です。
これを6時間で使い切る場合の最大使用流量 \(Q_p\) は、
\[ Q_p \times 6 = 8 \times 24 \implies Q_p = 32.0 \text{m}^3/\text{s} \]
運転時間外(18時間)に貯水される量 \(V\) は、
\[ V = 8 \text{m}^3/\text{s} \times 18 \text{h} \times 3600 \text{s/h} = 144 \times 3600 = 518400 \text{m}^3 \]
よって、(5)が正解です。ここで重要なのは、渇水量を1日全体の流入量へ直し、その1日分の水を6時間運転で使い切るという条件に読み替えることです。流量そのものを比べるのではなく、まず「流量×時間」で水量に変換してから最大使用流量と貯水量を切り分けると、類題でも崩れにくくなります。