要点
正解は(4)。瞬時値から位相を読み取り、最初に条件を満たす時刻を求める問題です。基本式の意味と、条件がどの項に効くかを先に整理して進めます。復習では、使う式、代入値、単位換算の順で声に出して確認すると取り違えが減ります。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
周波数 \(f\) は、
\[f = \dfrac{pN}{120} = \dfrac{12 \times 600}{120} = 60 \, [\text{Hz}]\]
1相あたりの誘導起電力 \(E_p\) は、
\[E_p = 4.44 f w \phi K_w\]
\[E_p = 4.44 \times 60 \times 250 \times 0.10 \times 0.95 = 6327 \, [\text{V}]\]
線間電圧(Y結線)は \(\sqrt{3}\) 倍なので、
\[E_l = \sqrt{3} E_p = 1.732 \times 6327 \approx 10958 \, [\text{V}] \approx 11.0 \, [\text{kV}]\]
機械分野は、速度、電流、トルク、滑りなどのどの量が変化しているかを意識すると、公式の当てはめを誤りにくくなります。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。