要点
正解は(4)。条文の対象、設備、数値要件の組合せを正しく対応付ける問題です。小問ごとに使う式と条件を切り分けて考えると整理しやすいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、条文の対象、設備、数値要件を正しく対応付けられるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
**設問(a)**
需要率 = (最大需要電力 / 設備容量) $\times$ 100%
* 合成最大需要電力:
* 0-6時: 100(A) + 600(B) = 700kW
* 6-12時: 200(A) + 300(B) = 500kW
* 12-18時: 200(A) + 400(B) = 600kW
* 18-24時: 100(A) + 600(B) = 700kW
最大値は **700kW**。
* 総設備容量:400kW(A) + 700kW(B) = **1100kW**。
* 需要率:\[ \dfrac{700}{1100} \times 100 \approx 63.6 \% \]
**設問(b)**
総合負荷率 = (平均需要電力 / 合成最大需要電力) $\times$ 100%
* 日積算電力量:
* A工場: $(100 \times 12) + (200 \times 12) = 1200 + 2400 = 3600 \text{ kWh}$
* B工場: $(600 \times 12) + (300 \times 6) + (400 \times 6) = 7200 + 1800 + 2400 = 11400 \text{ kWh}$
* 合計: $15000 \text{ kWh}$
* 平均需要電力:$15000 / 24 = 625 \text{ kW}$。
* 合成最大需要電力:700kW((a)より)。
* 負荷率:\[ \dfrac{625}{700} \times 100 \approx 89.3 \% \]
法規は似た言い回しが多いので、設備の種類、対象者、数値条件をばらさず一まとまりで押さえると判断が安定します。
類題でも、空欄の前後だけで決めず、条文全体の意味と数値要件を一緒に確認する習慣をつけると得点が安定します。