要点
正解は(5)。機器の基本原理と代表式を、与えられた条件に当てはめて考える問題です。基本式の意味と、条件がどの項に効くかを先に整理して進めます。復習では、使った式の各項が何を表すかを言い直せるか確認すると応用が利きやすくなります。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
直流機において、界磁巻線(固定子)が磁束を作り、**電機子**(回転子)が回転することで発電・電動作用を行う。
電機子電流による磁束が界磁磁束に影響を与える現象を電機子反作用と呼ぶ。これにより磁束分布が歪み、**電気的**中性軸が移動する。この位置ずれにより、ブラシと整流子片の間で整流不良による**火花**が発生する。
対策として補償巻線や補極が用いられるが、構造が複雑になる補償巻線は大形機に、**補極**は小形機から一般的に広く用いられる。
機械分野は、速度、電流、トルク、滑りなどのどの量が変化しているかを意識すると、公式の当てはめを誤りにくくなります。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。