要点
正解は(3)。有効分と無効分を分けて考えると、追加抵抗に流れる電流や必要な抵抗値を整理できます。小問ごとに使う式と条件を切り分けて考えると整理しやすいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、条文の対象、設備、数値要件を正しく対応付けられるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
**総合力率の計算**
合成最大電力時(14:00~17:00)の有効電力 \( P \) と無効電力 \( Q \) を求めます。
A: \( P_A = 6000, \cos\theta = 1.0 \rightarrow Q_A = 0 \)
B: \( P_B = 4000, \cos\theta = 0.8 \rightarrow S_B = 5000, Q_B = 3000 \)
C: \( P_C = 2000, \cos\theta = 0.6 \rightarrow S_C = 3333, Q_C = 2667 \) (\( \tan\theta \approx 1.33 \))
合計 \( P = 12000 \) [kW]
合計 \( Q = 0 + 3000 + 2667 = 5667 \) [kvar]
皮相電力 \( S = \sqrt{P^2 + Q^2} = \sqrt{12000^2 + 5667^2} \approx 13270 \) [kVA]
総合力率 = \( P / S \times 100 = 12000 / 13270 \times 100 \approx 90.4 \) [%]
よって、90.4 [%]。
法規は似た言い回しが多いので、設備の種類、対象者、数値条件をばらさず一まとまりで押さえると判断が安定します。
類題でも、空欄の前後だけで決めず、条文全体の意味と数値要件を一緒に確認する習慣をつけると得点が安定します。
図や特性から判断する問題では、どの区間の傾き、交点、波形の位置を根拠にするかを先に固定すると、選択肢を機械的に切り分けやすくなります。