要点
正解は(1)。有効分と無効分を分けて考えると、追加抵抗に流れる電流や必要な抵抗値を整理できます。図や曲線から読み取る量と、式で求める量を分けて考えると崩れにくいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
(ア) 太陽電池の出力特性(図2)で、上に凸の山形になり最大点(最大電力点)が存在するのは、縦軸に **電力** をとった場合です(P-V特性)。
(イ) 太陽電池の電圧を、系統連系インバータが必要とする直流リンク電圧まで高める必要があるため、A部分は **昇圧チョッパ** が用いられます。
(ウ) 効率的な送電(力率1)のため、通常は系統電圧と **同相** の電流を出力するように制御されます。
(エ) 電圧源インバータを電圧源である系統に接続する場合、電流を制御するために間に **インダクタンス**(連系リアクトル)成分を挿入する必要があります。
機械分野は、速度、電流、トルク、滑りなどのどの量が変化しているかを意識すると、公式の当てはめを誤りにくくなります。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。
図や特性から判断する問題では、どの区間の傾き、交点、波形の位置を根拠にするかを先に固定すると、選択肢を機械的に切り分けやすくなります。