要点
正解は(4)。条文の対象、設備、数値要件の組合せを正しく対応付ける問題です。小問ごとに使う式と条件を切り分けて考えると整理しやすいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、条文の対象、設備、数値要件を正しく対応付けられるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
① 事故区間直近の遮断器のみが動作することを「**保護協調**」がとられているという。
② 遮断器Bは遮断器A(受電点)よりも負荷側にあるため、短絡事故時にはAよりも早く動作する必要がある。したがって動作時間が短い**曲線2**が該当する。
③ 事故点2(遮断器Bの電源側)で地絡が発生した場合、遮断器Bは動作してはならない(不要動作防止)。そのため、構内地絡において方向性を持ち、自構内(負荷側)の地絡でのみ動作する**地絡方向継電器**の使用が推奨される。この場合、電源側事故に対しては動作しない(または感度を持たない)特性(**曲線4**のような不動・ロック特性)となる。
法規は似た言い回しが多いので、設備の種類、対象者、数値条件をばらさず一まとまりで押さえると判断が安定します。
類題でも、空欄の前後だけで決めず、条文全体の意味と数値要件を一緒に確認する習慣をつけると得点が安定します。