要点
正解は(1)。設備の役割や系統上の現象を、因果関係で整理して判断する問題です。図や曲線から読み取る量と、式で求める量を分けて考えると崩れにくいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、設備の役割と系統上の影響を因果で説明できるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
- 軽水炉の燃料は低濃縮ウランです。
- 軽水は冷却材および減速材として働きます。
- 炉内で蒸気を発生させるのは沸騰水型(BWR)、蒸気発生器を使うのは加圧水型(PWR)です。
- 燃料温度上昇に伴いウラン238の共鳴吸収が増えて反応度が下がる現象はドップラー効果です(自己制御性)。ボイド効果は減速材(水)の泡の発生による反応度変化を指します。
電力分野は設備名だけで覚えると混同しやすいので、役割、現象、対策の三つをつなげて理解するのが有効です。
類題でも、設備の目的と起こる現象を対で覚えておくと、文章問題でも計算問題でも崩れにくくなります。
文章問題でも、設備の流れ、役割、影響の順で見ていくと、似た選択肢の違いを落ち着いて比較できます。
上の整理を自分の言葉で言い換えられるか確認しておくと、次に似た問題が出ても手が止まりにくくなります。