要点
正解は(1)。設備の役割や系統上の現象を、因果関係で整理して判断する問題です。設備の役割と現象の因果関係をセットで押さえると外しにくいです。復習では、設備の役割と起こる現象を対で説明できるか確認すると知識がつながります。
詳細解説
この問題の論点は、設備の役割と系統上の影響を因果で説明できるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
軽水炉で用いる濃縮ウラン中のウラン235濃度は、一般に 3〜5% 程度である。したがって、(ア) は「3〜5」である。
使用済燃料からウランやプルトニウムを分離抽出する工程は再処理であり、(イ) は「再処理」である。
ウランとプルトニウムの混合酸化物燃料は MOX 燃料と呼ばれるので、(ウ) は「MOX燃料」である。イエローケーキは製錬段階で得られるウラン精鉱であり、ここには当てはまらない。
また、消費した以上の核分裂性物質を生み出せる原子炉は高速増殖炉であるから、(エ) は「高速増殖炉」である。
以上より、正しい組合せは (1) である。
電力分野は設備名だけで覚えると混同しやすいので、役割、現象、対策の三つをつなげて理解するのが有効です。
類題でも、設備の目的と起こる現象を対で覚えておくと、文章問題でも計算問題でも崩れにくくなります。