要点
正解は(1)。設備の役割や系統上の現象を、因果関係で整理して判断する問題です。図や曲線から読み取る量と、式で求める量を分けて考えると崩れにくいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、設備の役割と系統上の影響を因果で説明できるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
がいしの個数は**送電電圧**(対地電圧)の大きさに応じて絶縁耐力を確保するために決定されます。
架空地線は通常**裸電線**が用いられます(雷撃を受けるため被覆は不要かつ不向き)。
逆フラッシオーバは鉄塔電位の上昇により発生するため、これを防ぐには塔脚**接地抵抗**を小さくして電位上昇を抑えることが重要です。
避雷器の酸化亜鉛(ZnO)素子は、電圧が高くなると急激に抵抗が低下する優れた**非線形**抵抗特性を持っています。
電力分野は設備名だけで覚えると混同しやすいので、役割、現象、対策の三つをつなげて理解するのが有効です。
類題でも、設備の目的と起こる現象を対で覚えておくと、文章問題でも計算問題でも崩れにくくなります。
文章問題でも、設備の流れ、役割、影響の順で見ていくと、似た選択肢の違いを落ち着いて比較できます。