要点
正解は(1)。始動時は逆起電力がないことを起点に、電流や損失の関係を追う問題です。図や曲線から読み取る量と、式で求める量を分けて考えると崩れにくいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
誘導電動機の最大トルクは **停動トルク** (イ) と呼ばれます。
最大トルクの大きさは **二次** (ウ) 抵抗には依存しません(一次抵抗や漏れリアクタンスには依存します)。
二次抵抗 \(r_2\) と滑り \(s\) の比 \(r_2/s\) が一定であればトルクは一定となる性質を **比例推移** (エ) と呼びます。
これらを満たすのは選択肢1です。
機械分野は、速度、電流、トルク、滑りなどのどの量が変化しているかを意識すると、公式の当てはめを誤りにくくなります。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。
計算問題でも文章問題でも、まず状態量の意味を確認してから公式を使うと、条件の読み違いを減らせます。
上の整理を自分の言葉で言い換えられるか確認しておくと、次に似た問題が出ても手が止まりにくくなります。