要点
正解は(1)。始動時は逆起電力がないことを起点に、電流や損失の関係を追う問題です。図や曲線から読み取る量と、式で求める量を分けて考えると崩れにくいです。復習では、図から読む量と式で求める量を分けて言い直せるか確認すると定着しやすいです。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
誘導電動機の等価回路は変圧器((ア)変圧器)と同様に表せます。
図は励磁回路が一次インピーダンスの後ろにあるため、T形((イ)T形)等価回路です。
低周波数・低電圧時には、一次抵抗 \( r_1 \) ((ウ)一次抵抗)による電圧降下の割合が無視できなくなり、励磁回路にかかる電圧 \( E_1 \) が低下します。これにより磁束が減少し、トルクが減少((エ)減少)します(これを補償するのがトルクブーストです)。
簡易等価回路では、計算を簡単にするため励磁回路を電源側((オ)左端の端子)に移してL形等価回路とします。
機械分野は、速度、電流、トルク、滑りなどのどの量が変化しているかを意識すると、公式の当てはめを誤りにくくなります。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。