要点
正解は(5)。設備の役割や系統上の現象を、因果関係で整理して判断する問題です。正しいものではなく誤りを選ぶ設問かどうかも先に確認します。誤り探しは、正しそうな肢を探すより、条件とずれる肢を一つずつ切る方が安定します。
詳細解説
この問題の論点は、設備の役割と系統上の影響を因果で説明できるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
水系統は給水ポンプから節炭器へ送られて予熱され、その後に蒸気ドラムへ入る。蒸気系統も、蒸気ドラムから過熱器を通って高圧タービンへ入り、再熱後は低圧タービンを経て復水器へ向かうので、(1)〜(4) の流れは一般的な記述である。
一方、燃焼ガスは火炉を出たあと、過熱器・再熱器、節炭器、空気予熱器を通ってから電気集じん装置へ向かう。空気予熱器は排ガスの熱を回収して燃焼用空気を温める装置であり、通常は電気集じん装置より上流に置かれる。
したがって、「節炭器 → 電気集じん装置 → 空気予熱器」とした (5) が誤りである。
この種の問題は、正しい内容を探すのではなく、どの条件が条文や原理とずれているかを意識して読むことが大切です。
類題でも、設備の目的と起こる現象を対で覚えておくと、文章問題でも計算問題でも崩れにくくなります。